自分メディアを整理しよう〜HPを作るタイミング〜


こんにちは、寺おかです。
今日は「個人ビジネスのメディアいろいろ」と
「HPを作るタイミング」について書いてみます。


HP、ブログ、YouTube、SNS、メルマガやLINE公式など。

さまざまな発信メディアがあり、
個人でお仕事をするには必須のツールですよね。

コロナ禍でのオンライン化の流れも相まって
どんどん新しいものや手法が溢れています。


そんな中、
一体何から始めたらいいの?
とか
自分に向いているものはどれなんだろう?
あるいは
とりあえずいろいろ開設したけれど
イマイチ活かし切れていない

なんてお悩みはありませんか?


発信用の制作のお仕事でよく伺うのが、
「HPを作ったものの、操作が難しくて活用できていない」
というもの。

また、起業やWeb発信の初期では
「〇〇に強いのはinsta、△△ならYouTube」
「instaやるならリールで動画がいい」
など巷でよく見かける情報も気になって、
全部やらなくてはいけない気になってしまう…
ということもあるかもしれません。


しかし、
web発信について経験もない、
SNSも見るだけでやったことがない、
なんて状態であれば

全てのメディアをいきなり始めて、
並行して更新・継続していくというのは
なかなか難しいものですよね。



たとえ、これらの立ち上げを外注したとしても、
メディアは日々の更新あってこそ。

更新して育てていくことが成果につながるものです。


そこで、

・これから自分ビジネスの発信を始めようとしている、または始めたところ

・PCやweb発信に関して初心者、あるいは苦手

・発信を色々と立ち上げてみたものの、更新がありすぎて正直キツイ

・必要と思われるメディアを色々作ったが、申込みになかなか繋がらない


という方に向けて、
私が制作の仕事で感じていることを踏まえて解説していきます。




自分メディアのいろいろ

まずは、どんなものがあるかざっくり見てみましょう。

・HP
ホームページ。Webサイトとも。
発信者の情報、サービス等についてすべて網羅する情報サイト。
無料で開設することもできるが、
ビジネスユースの場合は独自ドメインを取得(これには固定費が必要)して運営するのが好ましい。
開設や更新にweb編集の知識が必要。
掲載内容やデザインなどを自分仕様にアレンジできる。


・ブログ
アメブロ、はてなブログ、note.など。
無料で運営できるものがほとんどで、HPに比べ初心者も編集しやすい。
1つの記事に長文やリンクボタンなど、しっかりとした情報の掲載が可能。
日々の記事をストックするイメージで、それらを活用しやすいのが特徴。
ブログユーザー同士の交流機能でSNSのように使えるサービスもある。


・SNS
Instagram、Facebook、Twitter、TikTokなど。
フィード画面にフォローした人の投稿が表示される。
フォロワーを増やすことで多くの人の目に触れられるようになる。
シェア機能もあるので、交流や拡散がしやすい。
新鮮な情報を流す・得るのに向いているが、過去の情報を振り返るのには若干不向き。


・YouTube、音声配信
動画や音声で、より感覚に訴えるメッセージを届けることができる。
撮影や録音などの収録、編集、アップロードのスキルが必要。


・メルマガ、LINE公式アカウント
読者が登録をすることで、発信者のメッセージを直接届けられるメディア。
わざわざ登録してくださる方が読み手なので、より関心の高い層に濃い情報を届けることができる。



WEB発信をいろいろ始めて、結局どれも手薄になるパターン

上記のメディアは、起業を教える多くのセミナーでも
「まず作りましょう」と言われるような
代表的なものです。

そう言われるくらい大事ですし、
それぞれの特色を活かして複合的に使うことで
顧客の獲得につながりやすい発信ですが

・とりあえず全部開設してみたが、どれも更新ができていない。

・HPの操作方法が難しくて挫折。放置あるいはやめてしまった。

・あちこちに情報があり、読み手がどこをみていいかわからない。また、自分でもよくわかっていない。

・更新はマメにしているが、読み手が欲しい深い内容の記事がない。

という状況に陥っている方も多いです。

せっかく一念発起して始めたのに、
こういう状況はもったいないですよね。

なので、初心者の方や苦手な方は
まずはメディアを絞って
発信を始められるのが良いかなと思います。



もちろん、上記メディア全部ができれば
それに越したことはないです。

発信メディアが多ければそれだけ
多くの人の目に触れるチャンスができますから。


ですが、
初心者や苦手な方、どれも手薄になっているという方は
まずは「発信すること」「更新を継続すること」
に慣れていくことを考えましょう。



自分が読者の立場であれば
「たまにしか更新がない」メディアよりも
「活発でフレッシュな情報が得られる」
「深い情報が得られる」メディアの方が
注目しますし、信頼できますよね。


このような日々の信頼の積み重ねが、
お申込みや顧客獲得に繋がります。



「発信すること」「更新を継続すること」の向こうに、
「発信メディアを増やす」という計画を立てるつもりで
ひとつづつ進めていくと良いでしょう。



発信を1つに絞るならばブログがオススメ

では、絞るのであれば何が良いのか?
というと、私はブログをお勧めします。

理由としては

・アーカイブ(保存された情報)が見やすい
・じっくりと書くことができる
・SEO対策ができる
・書きためた記事を再活用できる
・配置を工夫してHPの代わりにもなる


というのが挙げられます。
ひとつずつみていきましょう。


・アーカイブ(保存された情報)が見やすい
SNSでも蓄積はされますが、後から検索しづらいです。
その点ブログには、検索機能やカテゴリー機能など
情報整理のツールが用意されていて見やすいです。
サービスに興味を持った人は
発信者についていろいろ知りたいので、
こういう見やすさ、使いやすさは大切です。


・じっくりと書くことができる
一つの記事をじっくりと書くことで
自分のサービスの特色、想い、キャラクターなどを
より明確に表現することができます。
SNSのあっさりとした投稿ではなかなかこうはいきません。


・SEO対策ができる
SEO対策というのは
Googleなどでキーワード検索した時に
上位表示されるようにする、という対策のことで、
これはゆくゆく大きな財産になってきます。


・書きためた記事を再活用できる
これが一番大きなメリットかなと思うのですが、
しっかりと書いた記事はリライトするなどして
再活用することができます。

また、時期が来てHPやメルマガなどを作るときに、
こういう記事は原稿案になりうるのです。

自分のスキルもストック&活用しやすいのが
ブログの強みと言えるでしょう。


・配置を工夫してHPの代わりにもなる
これは編集スキルが必要になりますが、
見た目や導線を整えることで
HPの代わりに機能させることもできます。

ブログ一本の発信でしっかり成果を出されている方も
沢山いらっしゃいます。



個人ビジネスのHPを作るタイミング

このタイミングは、ずばり
「コンテンツがある程度固まった時」
だとおもいます。

コンテンツとは

・サービスとその詳細
・発信者のプロフィール
・お客様の声
・経営理念


などの掲載内容のことで、

ユーザーがあなたのサービスを検討するときに
まず知りたい情報
です。


冒頭にもご説明したように、HPというのは
「ここを見ればその人やサービスのことが全部わかる」
というメディアです。

なので、これらの内容がない、
あるいは見た目はキレイでも内容が薄い、
といった状態では、HPとして機能しません。

つまり、お申し込みには繋がりにくい状態です。



起業初期でまだ実績がない、
プロフィールを書くことすら躊躇している…
という状態なのであれば、
無理してHPを開設することはないと思います。

前述したように、ブログ記事を書くことで
自分のサービス内容を言葉にすることや
想いを発信していくことを重ねながら、
実績なども貯めつつHPの準備をしてゆくと良いでしょう



HPを開設したけれど実質放置している…
という方も、まずはブログ記事の方で
お仕事内容やご自身のことを
しっかり書いてみてはいかがでしょうか。

活用できていないのに、
ドメインやサーバーなど経費がかかっている
などの場合は、一度整理してみるのも一考です。
(ただし独自ドメイン(〇〇.jpなど)は一度手放すと、同じものを取得するのは難しいのでよく考えて!)



HPがあった方が良いケース

ここまで記した対応は、
主に「個人のお客様が対象のビジネス」向けです。
例えば、おうちサロンのネイリストや個人商店など。

しかし、下記のような場合はHPがあるのが望ましいです。

・士業(弁護士、会計士、行政書士など)
・お客様が企業、行政である


いずれも信頼感が重要視されるケースで、
あなたがどんな業態で仕事をしているのか?など
しっかりと知りたいお客様がほとんどです。

これに当てはまる場合は、早めに整備しましょう。



いかがでしたか?

私も発信に慣れるまで時間がかかりましたし、
それらをより見てもらいやすいよう整え、
更新していくのには常に試行錯誤しています。

また、お客様の発信のお手伝いをする中でも
いろいろ学ぶことも多いです。

そんな中で思うことを書いてみました。
何か参考になりましたら幸いです。

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