ビジネス発信用プロフィール画像のコツ (2)–『トリミング』編
![](https://i0.wp.com/shuku-creation.com/wp-content/uploads/2022/03/220220h06-02_forbeginner_プロフィール画像.png?resize=750%2C400&ssl=1)
こんにちは、デザイナーの寺おかです。
今日は前回の続き、
ビジネス発信用プロフィール画像のコツ (2)
『トリミング』編です。
せっかくいい感じのプロフィール写真を用意できたなら、
バランスの良い構図で載せたいですよね。
ここでは、ビジネス用発信のプロフィール写真を
バランスよく切り抜くトリミングのコツを解説します。
ビジネスユースということで、
ベーシックな構図をお伝えしますね。
ちょっとしたことで雰囲気が変わりますので
ぜひ参考にしてみてください。
画像のトリミングとは
超基本の用語解説から。
画像のトリミングとは「切抜き」のことです。
こんな風に集合写真から一人だけ切り取るとか 、
![](https://i0.wp.com/shuku-creation.com/wp-content/uploads/2022/03/220405blog_プロフィール画像02_アートボード-1.png?resize=750%2C349&ssl=1)
こんな感じに形に沿って切り抜いたものもトリミングです。
![](https://i0.wp.com/shuku-creation.com/wp-content/uploads/2022/03/220405blog_プロフィール画像02-02.png?resize=750%2C349&ssl=1)
SNSのプロフィール写真って
自動で丸くくり抜かれる事が多いですよね。
そういうのも
「丸くトリミングされる」なんて言います。
SNS用は正方形で用意しておくと便利
多くのSNSのプロフィール画像は
「まん丸」にトリミングされます。
アップロード画面で写真の大きさを
調節できるケースが多いですが、
Twitter、Instagram、Facebook、など
各SNSで設定するたびに調節するのは面倒です。
微妙に位置や大きさも変わってきちゃいますし。
それぞれ違う写真を使用するならばいいですが、
発信を始めたタイミングでは
各SNSのアイコンは同じにするのもオススメです。
見る人に覚えてもらいやすいからです。
なので、SNS用のプロフィール画像は
あらかじめ正方形にトリミングしておくと便利です。
![](https://i0.wp.com/shuku-creation.com/wp-content/uploads/2022/03/220405blog_プロフィール画像02-03.png?resize=750%2C349&ssl=1)
正方形でバランスよくトリミングしておくと、
まん丸になった時も大抵バランスよくなりますよ。
とうことで、プロフィール写真の
トリミングのバランスを見ていきましょう。
ビジネス用プロフィールに適正な構図とは
ビジネスユースのプロフィール写真は
近すぎず遠すぎない、画面の中心にきちんと収まる
ベーシックな構図が良いです。
業種や年代にもよりますが、
見る人が信頼できると感じるのは
奇をてらわない正統派なイメージでしょう。
NG例としては…
・お顔や頭が画面からはみ出している
・人物が左右、もしくは上下に寄りすぎた構図
・極端なアップ、もしくは遠景
これらはかなりカジュアルな印象で、ビジネスには適しません。
YouTuberやインフルエンサーなど
個性を打ち出していきたい業種はこれに限りませんが、
俳優など芸能人の公式プロフィール画像も
基本的にはベーシックなイメージが主流です。
プロフィール画像、アップの具合いろいろ
では、具体的な構図を見ていきましょう。
構図といっても、斜めにしたり
派手な飾りをつけたりするわけではないので、
ここでは主に「クローズアップ具合」になりますね。
サンプル画像を使って解説します。
![](https://i0.wp.com/shuku-creation.com/wp-content/uploads/2022/03/220405blog_プロフィール画像02-04-02.png?resize=750%2C400&ssl=1)
↑こちら2つの写真を↑何パターンか
トリミングしてみます。
(男性の写真はちょっとラフですが、
全身や風景の写ったサンプルとしてご覧ください)
![](https://i0.wp.com/shuku-creation.com/wp-content/uploads/2022/03/220405blog_プロフィール画像02-05.png?resize=750%2C400&ssl=1)
(1)から見ていきましょう。
![](https://i0.wp.com/shuku-creation.com/wp-content/uploads/2022/03/220405blog_プロフィール画像02-06.png?resize=400%2C400&ssl=1)
(1)
全身が収まった構図。
情景が伝わり雰囲気はあるが、お顔が判然としない。
個人としての印象が薄い。
![](https://i0.wp.com/shuku-creation.com/wp-content/uploads/2022/03/220405blog_プロフィール画像02-07.png?resize=400%2C400&ssl=1)
(2)
上半身が収まった構図。
マッサージなど仕事中の動作や、
ファッションをしっかり見せたい場合などに適している。
![](https://i0.wp.com/shuku-creation.com/wp-content/uploads/2022/03/220405blog_プロフィール画像02-08.png?resize=400%2C400&ssl=1)
(3)
胸部がしっかり写ったベーシックな構図。
お顔、服装、背景がよく見えるので、パーソナリティが伝わりやすい。
![](https://i0.wp.com/shuku-creation.com/wp-content/uploads/2022/03/220405blog_プロフィール画像02-09-02.png?resize=400%2C400&ssl=1)
(4)
みぞおちあたりから上を収めた構図。
お顔をはっきり見せつつ、服も見えて多少雰囲気も伝わる。
![](https://i0.wp.com/shuku-creation.com/wp-content/uploads/2022/03/220405blog_プロフィール画像02-10.png?resize=400%2C400&ssl=1)
(5)
首から上のみの構図。
お顔ははっきり見えるが大き過ぎる。
顔以外の情報に乏しく、「生首感」も少々あり。
一番オススメなのは(3)。
お写真や業種によって(2)や(4)も…
といった感じです。
ベーシックなプロフィールイメージには
この範囲で調整するのがよいでしょう。
ここで示した女性のサンプル画像の場合、
コーチやカウンセラー、コンサルタントなどの
対人支援サービス業のイメージとするならば、
お顔と雰囲気がしっかり判別できる
(3)か(4)を。
男性のサンプル画像の場合、
IT系のエンジニア、フリーランス
といったパーソナリティがあるならば、
PCと手元が写った(2)、または
デスクに向かっているとわかる(3)がよいでしょう。
適正な距離感と構図で、
あなたの性質や魅力が伝わる画像を目指しましょう。
いかがでしたか?
じつはネット上でよくお見かけするのが、
首から上だけのイメージ。
きっと、お洋服などもその人らしいものを
お召しであろうお写真なので、
見かけると「勿体無いなー」と思ってしまいます。
まあ、好き好きといえばそうなのですが、
お仕事用の発信では気をつけたいところです。
こんな小さなことでも、イメージづくりには
大切なポイントになりますので。
何か少しでもヒントになれば幸いです。
ではでは、また!
あなたのメッセージをイラストやデザインに。
読者へ「より響かせる」お手伝いをしています。
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