ビジネス発信用プロフィール画像のコツ (1)–『画像の用意』編
こんにちは、寺おか 久美子.です。
今日はプロフィール画像のコツについて。
お仕事用の発信を始めてみて、
・プロフィールはどんな写真にしようかな
・画像を変えたくなったけどどうしよう?
なんて迷うことはありませんか?
プライベートのアカウントならば
自分の好きなようにしたらよいのですが、
お仕事の発信をするアカウントでは
適した画像に整えた方がよいですね。
アイコン画像は見る人の目に
一番多く触れるあなたのお顔なので、
お仕事用の発信では
信頼につながるような画像にしたいところです。
ということで、
ビジネス用アカウントの
プロフィール画像を用意するときに
気をつけるとよいポイントを解説していきます。
今日は『画像の用意』編です。
本人の顔写真が原則
ビジネス用のアカウントでは、
ご自身のお顔を載せるのが原則です。
やはり、顔のわからないアカウントよりも
顔写真アイコンのアカウントの方が
見る人は安心します。
「どんな人が発信しているのか」というのは
読み手にとって大切な情報です。
読み手=お客様になるかもしれない人
ですので、
発信を見ていただいた時点で
信頼を得られるようなアイコンが良いです。
そのためには本人の顔写真が一番でしょう。
顔写真がベストですが、
どうしても載せられない場合は
・似顔絵
・会社ロゴ
・お仕事の手元の様子
など、顔が写らなくても
発信者が何者であるかわかる画像を用意しましょう。
プロに頼むのがベスト
ビジネス用のプロフィール写真は
できればプロに撮影してもらうのがオススメです。
プロに希望のイメージを伝えれば、
それに沿ったアイディアを加味して
撮影してくれますので、
自分では思いつかないイメージを得られることも。
やはり自分で撮ったものとは出来が違います。
私の信頼する撮影者をご紹介しますね。
原田京子さん
ファッションやマスコミなど各メディアで
ご活躍中の一流カメラマン。
ビジネスパーソン向けの「本質を引き出す」
ポートレイト撮影もされています。
https://www.amacre.jp/
内藤勲さん
ネット発信の専門家で、
コンサルやスクールを運営をされています。
発信のための素材をよくご存知で、
自然な仕事の雰囲気を収めてくださいます。
https://naitoisao.com/
私のプロフィール写真は原田さん撮影です^^
一流のカメラマンに撮ってもらうと
こんなにも違うのか!といたく感動しました。
更新するときはまたお願いしようと思っています。
また、私はWordPressをはじめネット発信のイロハを
内藤さんのオンラインスクールで教えていただいています。
発信のための素材、やり方を知り尽くされてますので
こちらも併せてとってもオススメです^^
過度なアプリの加工はNG
今や顔写真のアプリ加工は当たり前の世の中ですが、
ビジネス用のプロフィール写真で使い過ぎるのは禁物です。
NGな加工
・アゴがシャープになる加工
・目や黒目が大きくなる加工
・肌の質感が赤ちゃんの様になる加工
・画像の色味が鮮やか過ぎる加工
上記のような加工は
普段のスナップ投稿ならまだよいですが、
ビジネス用プロフィール写真にはそぐわないので
使わないようにしましょう。
こういった加工は効果量を弱くしても、
見る人にはアプリで作ったものだとわかってしまうもの。
見本の写真を見ていかがですか?
これくらい大丈夫と思った方は要注意。
本人としてはお化粧感覚でも、
他人が見たら別人…ということも多いです。
これは、お仕事の場では信用問題にもなり得ますよね。
例えば、「ありのままの自分を愛しましょう」という
メッセージを伝えているカウンセラーがいたとして、
この人のプロフィール画像が
上記のような加工で作り込まれていたら…
「ありのままとは??」って突っ込みたくなるでしょう?笑
美意識も大事ですが盛り過ぎはくれぐれも気をつけて。
ただし、加工全てがNGというわけではありません。
・明るさの調整
・ある程度の美肌補正
・背景の編集
など、不自然でない程度の加工で雰囲気に整えるのはOKです。
ご自身で取った画像なら、むしろ推奨です。
普通に撮影した写真をアップしてみると、
暗く見える事って結構多いですので。
自然なきれいさを目指しましょう。
明るい画像にする
ここで言う明るい画像とは、雰囲気だけでなく
光の量が多いシチュエーションの写真のことです。
業種にもよりますが、多くのお仕事でのプロフィールは
・笑顔、清潔感のある服装や背景で明るい雰囲気
・光量多めの明るい画像
・キメの細かい画像(ある程度、高解像度である)
というのを大切にしています。
制作のお仕事の中で、
クライアント様から預かった画像で
これらを満たさないものは、程度によっては
ビジネスユースのメディアに適さないので
再提出をお願いすることもあります。
もし手軽に明るい写真を撮るなら、野外や窓際などで
自然光を利用するのがオススメです。
室内の蛍光灯、白熱灯の灯りは
青白く、または茶色っぽく撮れてしまうことが多いです。
撮影用のスタジオは、一般的なお家の中と違い
そのような事のないように設計されているんですよね。
ですので、ご自身で用意するなら
例えば野外の、背景に木々の緑が写るような場所で、
晴れ〜曇りで光が柔らかい午前中に
撮影してみるとよいでしょう。
自宅で撮った暗めの画像を後から加工するよりも、
『もとから明るい画像』を撮るのが
自然で美しい画像作りのポイントです。
自撮りをするならスタンド使用やタイマー撮影を
ビジネス用のプロフィール写真は
いわゆる「自撮り写真」は避けたいですね。
年代や業種、SNSの雰囲気にもよりますが、
ビジネスシーンでの自撮り写真使用は
少しカジュアル過ぎる印象です。
スマホでの自撮りは、お顔や肩の角度、距離感で
どうしてもそれとわかってしまうものです。
なので、もし自分で撮影するのであれば
スタンドやタイマー機能を使って撮影してみましょう。
スマホスタンドは100円ショップでも入手可能です。
自然なポーズ、より良い角度で撮影できますので
ぜひ活用してみてください。
みぞおちあたりから胸部がしっかり写るくらい
カメラと距離をとって撮ると、
使用するときトリミング(切抜き)もしやすいですよ。
あるいは、可能であれば
だれかに撮ってもらうのもよいでしょう。
服装やシーンはきちんとしつつ自然なものを
ビジネスシーンのプロフィール写真は
気合いを入れて華やかにし過ぎるのも、
逆にラフ過ぎるのも考えものです。
これも業種や年代によるので、
ご自身のお仕事内容に合う範囲の
華やかさ、自然さを考慮しましょう。
カウンセラーやコーチングなどの
対人支援サービスであれば
オフィスカジュアル、
コンサルや講師業であればジャケットやスーツ、
フィットネスやヨガ講師であればウェア、
アロマセラピストやカイロプラクターであれば
施術のときのユニフォーム、
などなどがベーシックでしょうか。
人によって特性があるので一概には言えませんが、
お仕事らしさが出るものがよいかと思います。
また、あなたの雰囲気はシーン(背景)からも読み取れます。
少ない面積ですが、画像に写り込むものが
みる人にとっての情報になるわけです。
なので、
・非日常過ぎるゴージャスなパーティー会場
・自宅の古びた家具や扉など生活感があり過ぎる背景
などは避けましょう。
自分一人で判断が難しい場合は、
他人の意見を大いに参考にしてください。
あなたの個性を大切にしつつ、客観性も大切に。
信頼されるプロフィール写真にしていきましょう。
いかがでしょうか。
ここに書いたことだけが正解ではないですが、
迷ったときはまず正攻法で。
見た目の華やかさや個性、アレンジにこだわり過ぎず
着実に行くのが良いと思います。
その手掛かりになるような事を書いてみました。
何かひとつでも参考になれば幸いです。
ビジネス発信用プロフィール画像のコツ 、
『トリミング編』に続きます。
プロフィール写真をバランスよく切抜く方法
について解説しますのでお楽しみに^^
ではでは、また!
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