◎イメージをつくること・持つことの大切さと、奇面組と、私。
こんにちは、寺おか 久美子.です。
「こんなことしたいな」
「こんな風にしたら楽しそうだな」
みたいに希望を抱いたときに、
「じゃあ、こういうときはこうしよう」
「こうするなら、ここはもっとこう、、」
なんて、想像が膨らむことありませんか?
妄想ともいいますね(笑)
こうやってイメージをつくること、持つこと。
これってものすごく大事なことだなーってさいきん改めて感じています。
お仕事でも「ターゲットのイメージ」「よいイメージ」「成功のイメージ」などなど、しっかりと描いて臨みましょう!というのはよくいわれることですし、
よりよい人生を送るには「セルフイメージ」をよいものにしていくことがコツ、なんてのもよくいわれますよね。
セルフイメージ。
内面や外見、行動などにおいて「自分ってこうなんだよね」って思っていること。
結局、これが自分のすべてのベースになるわけなので、お仕事同様、いえ、それ以上に大事ポイントなんではないか、、と思ったわけです。
でね、今日は私のセルフイメージのお話をひとつ。
じつは、小学校低学年くらいから30代半ばまで、私は自分の顔を
「奇面組のリーダー、一堂零くんにソックリ」
だと思っていました。
一堂零(いちどう れい)くんとは、80年代の人気漫画「ハイスクール!奇面組」の登場人物。
お顔が濃い男子生徒五人が「奇面組」と称してなんやかんやするギャクマンガでして、この五人組のリーダーが零くんなんですね。
これこれ。
この一番右がリーダー。

この漫画をテレビで観ていた小学校低学年のころに
「私って一堂零くんに似ている!」
と強烈に思ってしまったんです。
なんでかというと、
当時の小さい久美ちゃんは自分の「目の下にある斜めの線」がものすごく気になっていたのです。
これさえなければ、もっと可愛くなれるのになあって。
で、同じものを奇面組リーダーのお顔に見つけ、軽いショックとともにそう思い込んでしまったんですね。

かなり短絡的なアレですけど、小さい子の考えってそんなものでしょう(笑)
でもさ、今見ると全然似てないんですよね(笑)
そもそも男子と女子だし、ねぇ?
でねでね、
ここからがちょっと恐ろしい話なんですけど、
この小さいときに思い込んだことを、その後30年くらい持ち続けていたんです私!!
小学校低学年ならまだ漫画っぽいフォルムがあるかも知れませんが、思春期、青年期と大人の女性として成長していっているのに、ずっと抱いているセルフイメージが「一堂零くん」って、、、
いやね、いつもそう思っているわけではないですよ。
だいたい奇面組の事なんていつまでも覚えてないわけですし。
でも、無意識のうちにそういうイメージを抱いていたってところがこわいですよね(笑)

、、、はい、マジです。。
30代半ばのころ、それは違うと思えるようになりました。
(もうすぐ42歳なのでけっこう最近までそうだと思っていたってことです(笑))
自分の似ているキャラクターを話す機会があって「私は一堂零くんに似ている」と披露したところ、その場の全員が全力で否定してくれたからです。
そうだよね、似てないよね(笑)
あんなに顔のパーツが上に寄ってないよね(笑)
思い起こせば私は若い頃からわりと中性的なファッションが好みでした。
この頃から、それまでと少しちがう女性らしいファッションも楽しむようになり、今に至ります。
私は昔から好きな服を着て楽しんでいたタイプではありますが、
ひょっとして「自分=一堂零くん」の刷り込みが、無意識に中性的なファッションを選ばせていたのかもしれない、、、おおお〜
なんて思った次第です。
これって結構なしばりだよねぇって。
まあ、なんとも言えない話でもありますけども(笑)
それにしたって、あのとき全力で違うと言ってくれた人たちに感謝です。
ありがとう!!

セルフイメージにせよ、お仕事のイメージにせよ、
こういう変なしばり(笑)よりも
飛躍や発展につながるようなイメージを持っていたいものです。
イメージは自分で作るところから出来るのですから。
イラストやデザイン制作の時にお客様のお話を伺うときでも、
「どんな相手に」「どうなりたいか」などのイメージをしっかりと共有できたときは、出来も満足度も高いです。
そういうものは結果的に訴求力もあるなあと感じています。
なので、お話を伺うとき私は
そのイメージを希望の光とともに照らし観るような心持ちで臨んでいます。
そうすると、希望を感じさせるものとして表現やカタチにしていけるんです。
そして、私自身に対してもそうやって
いろんなイメージを照らし、アップデートして行こうと日々過ごしています。
こんなことが、この世に良いものを増やしていく手立てなのかなと思っています^^
ではでは、また!!
イメージを具現化するセッションもやっています。
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