WEB発信、PC初心者さんのための『データの種類(ファイル形式)』についての解説。



こんにちは、寺おか 久美子.です。
今日は、初心者さんからよく伺う
「なんとなく知ってるけど、実はよく分からない」
データの種類についてのお話し。



どういう方からこんなお声を聞くかというと、

 ・これまで販売や介護などの現場で、
  決まった端末/ソフトのみの操作が主だった方

 ・ブランクがある上に、現役時代も苦手だった方


 ・PCを使った業務経験がほとんどない方


ですね。

なんとなくの知識でPCに向かうので、
業務上の会話で理解が追いつかなかったり
必要以上に不安を感じることがあるようです。

今回は、そんな不安を解消するような
ごくごく初歩的な、最小限のポイントに絞りました。


また、 ロゴやパンフなどを外注した際、
印刷物だけでなく、データ納品もあるかと思いますが、
そのデータの種類がよく分からなくて
うまく活用できていない
、なんてケースも。

とりあえず画像データを使って
スペースを埋めることができたけれど、
荒い画像を無理やり使っていたり、
色味がなんだかちょっと変だったり。。。

せっかくプロに頼んで作ったのに、
活用しきれず勿体無いですよね。


これからご紹介するデータの種類について
少し理解するだけで、
何かと少しスムーズになると思います。

PCやWEB発信が初心者の方、
「パソコン」や「データ」という言葉に
苦手意識のある方は、
ぜひ読んでみてください^^




0、拡張子(かくちょうし)を理解しよう

まずは、超基礎から。

データのことを「ファイル」とも呼びます。

そしてファイル名の後半『.○○○』の部分
拡張子(かくちょうし)と言います。

「データの種類(ファイル形式)はなんですか?」
と聞かれたら、この拡張子の部分を答えましょう。



小文字のドットとアルファベットで表示され、
PCやスマホなどの端末上(機械の中)でも
こちらに基づいてデータを識別、処理します。

なので、拡張子が一文字でも欠けていると
表示や編集ができなくなってしまいます。


ファイル名を変更するときには、
この拡張子の部分を消したりしないよう注意しましょう。
最悪の場合、データが見られなくなってしまうこともあります。


また、これらを確認するにはスマホよりもPCが断然便利です。

苦手だからとスマホで済ませようとするのではなく、
PCでの確認や操作を習慣づけるようにしましょう。




1、画像データ(ファイル)

多くのPCやスマホなどの端末で、画像として表示できるデータです。
スマホやデジカメで撮った写真や、PDF書類などもこれにあたります。

専用アプリでデザイン編集したデータ(2、編集用データを参照)も、
この画像データに変換してから使用されることが多いです。

たくさんの種類がありますが、ごくごく代表的なものをご紹介します。
特色を知って、使用シーンに合わせて選べると良いですね^^



・JPEG(.jpg)

ジェイペグ、と読みます。
写真などによく使用される画像データ形式。
背景色あり。
発色が良いのが特徴で、美しい画像をしっかりと見せたい時に適しています。



・PNG(.png)

ピーエヌジー、と読みます。
WEB素材などに使用される画像データ形式。
背景色なしも可能。
データサイズが小さく済むのが特徴ですが、発色はJPEGよりも劣ります。



・PDF(.pdf)

ピーディーエフ、と読みます。
文書むけの画像データ形式。
WordやExcelなどの文書を画像化するときにもよく使いますよね。
データサイズが小さく済みますが、写真などの鮮明さは劣ります。




2、編集用データ(ファイル)

画像ファイルと違い、編集情報がつまったデータです。
こちらでデザイン編集の作業をします。
編集の保存、再編集が可能です。
容量が大きく、専用のアプリケーションでなければ開くことができません。

さまざまな編集アプリケーションがありますが、
代表的なものを2つご紹介します。

ここでは「デザインの編集用データってこういうものなんだ」と掴んでいただければ^^



・AIデータ(.ai)

エーアイデータ、エーアイ形式、あるいは
イラストレーターのデータ、などと呼びます。

Adobe Illustrator(アドビ イラストレーター)という
アプリケーションで編集するデータ。
文字の配置、描画、グラデーション効果などの
精密なデザインや作画が可能な専門性の高いアプリ(ソフト)です。

WordやExcelなど事務系のソフトでは開くことはできません。

画質や色味の再現にも優れ、様々なメディア制作に使われています。
印刷会社に発注するとき、AIデータでの入稿を求められることも多いです。



・PSDデータ(.psd)

ピーエスディーデータ、ピーエスディー形式、あるいは
フォトショップ のデータ、などと呼びます。

Adobe Photoshop(アドビ フォトショップ )という
アプリケーションで編集するデータ。
画像のトリミングやエフェクト効果、
文字の配置、描画、グラデーション効果などの
精密なデザインや作画が可能な専門性の高いアプリ(ソフト)です。

WordやExcelなど事務系のソフトでは開くことはできません。

画質や色味の再現にも優れ、様々なメディア制作に使われています。
風景写真の空の色だけを変えたり、肌を明るくレタッチしたり、
精緻な合成写真を作れるツールのイメージです。




3、カラーモード

PCなどの端末上で、どんな条件で色を再現するか、、
という指定をするのがカラーモードです。

これは、画像データ、作業データどちらにも関係ありまして、
データ形式ではなく「設定」と捉えてください。

こちらもさまざまなカラーモードが存在します。
とりあえず、カラーモードという設定があることと
この2種類カラーモードを知っておけば大丈夫でしょう。


・RGB(アールジービー)= WEB用

・CMYK(シーエムワイケー)= 印刷用


ご自身で編集することはあまりないかもしれませんが、
指定がある場合は、WEBと印刷で必ず使い分けてください。

カラーモードを間違えると、特に印刷では
思っていた色と全然違う仕上がりになってしまいます。
 ↓↓こんな感じです↓

印刷屋さんサイトより。発色の違いがわかりますよね。



ちなみに私は、ロゴマークやロゴタイプのような
印刷とWEBどちらでもよく使用するデザインについては、
印刷用、WEB用とそれぞれの画像をご用意して納品しています。
(ロゴと名刺については こちら から)
そのように納品されていることも多いですので、
納品データがある方は今一度見直してみると良いですね。

手元のデータのカラーモードが知りたいときは、
PCでデータ詳細を確認(右クリック→情報、などでみられます)するか、
それもわからないときは制作者に確認しましょう。

スマホやデジカメで撮った写真はRGBであることが多いです。
(データのカラーモードを変更するには、専用のアプリケーションが必要です。)



いかがでしたか?

いきなり丸暗記しなくても大丈夫です。
こういう種類と特色があるんだ、、と理解しておくだけで全然OK^^
用語にだんだんと慣れていきましょう。

これからデザイン制作など外注する時は、
頭の片隅に入れておいてくださいね。

また、もしお手元にそのようなデータがある場合は
これらを踏まえた上で見直してみてください。
意外と使いやすいものが眠っているかもしれません。


少しでもお役に立ちましたら幸いです。


ではでは、また!


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