◎ターニングポイントのBGM
こんにちは、寺おか 久美子.です。
もうすぐ松の内が明けますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。松の内、、なんて今はあんまり言わないかしら。
お正月の松飾りを出しておく期間を「松の内」っていうんですよね。こういう年中行事の言葉って大好きです。
さてさて、私はこの松の内にちょっと思い出があります。
それは2018年の松の内のことで、私のターニングポイントとなりました。
今日はその時のことと、そのBGMのお話。
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当時、私は長らくスランプに陥っていてなかなか絵が描けなかったんです。
お仕事として、とか、教えるために描く、とかは出来たのですが、自分の絵を描くことが難しくなっていたんです。
たまに元気な時は描きましたが、継続的に出来なくて。
それが、なぜか2年前の元旦に
「よし、松の内は一日一枚絵を描こう」
と決めることができたんですよね。
それで、松の内の間ほぼ毎日描き続けることができました。
すごーく体力が要ったんですが、なんとかなりました^^
これは、その時の私にとって、とても大きなことでした。
もう描けなくなってしまったのでは、、という不安が消えましたし、何よりうれしかったなあ。
手を動かす喜びを感じ、それを感じられることもまた幸せで。
かすかな希望と自信が湧いてきたのをよく覚えています。
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あの時よくできたよなぁ、、と今ふりかえって思うのですが、それを後押しするBGMが私にはあったんですよね。
それはね、インターネットで観られるドラマ。
アマゾンプライム(primeビデオ)で、「パンとスープとネコ日和」というドラマを観たんです。
2013年のWOWOWのテレビドラマ。群ようこさんの小説が原作です。
prime会員ならいつでも見放題(こちら)、大変ありがたいですねぇ。
登場人物の穏やかな会話や、
こーいうことってあるよねというエピソード、
心地よい音楽、
好きな俳優さんたちの声、
美味しそうなご飯やお料理するシーン、、、
そんなものが、私を心地よく整えてくれました。
観る、というよりは、ゆるーっとしたくて流していた、、という感じだったのですが、そういうのもなんだかよかったみたい。
まさにBGM。
musicじゃないんですけど、音楽をかけるような気持ちで映像を流していました。
年始というのはなんとなく「スタートするぞ」ってな気持ちになりやすいものですが、それだけでは発進できないくらいには弱っていて。
そんな時、ラクーにしていてもじんわりと染み込んでくるのがBGMなんですよね。
BGM=background music
背景音楽、とも言いますが、自分が身を置くところの「背景」というのは本当に大切ですね。
「環境」といってもいいかもしれません。
後から「ターニングポイントだったなあ」と思うタイミングって、何かしら環境が変わったときだったかと思うんです。
それは負荷がかかる場合も往々にしてあるんですが、そういう時でも、BGMくらいのささやかなもので、背景や環境を整えることができる。
あるいは、意図しなくてもふと整うことがある。
これってすごいことだなあと思います。
2年前の松の内を思い出して、そんなことを思うのでした。
今年も心地よく整うBGMを流したり、出会ったりして行こう♫というのが、今年のやることリストの1つです。
久しぶりに「パンとスープとネコ日和」を観てみようかしら^^
みなさんには、思い出のBGMはありますか?
お会いした時にぜひ聞かせてくださいね^^
ではでは、また!